有馬温泉のお土産

有馬温泉と言えば「炭酸せんべい」が有名ですが、そのほかにもたくさん名物があります。有馬温泉に行ったらぜひ買いたいお土産について説明します。

有馬サイダー

有馬サイダー有馬温泉は日本のサイダーの発祥地です。有馬温泉には炭酸泉源があり、明治時代にその炭酸水が瓶詰めされて販売されたのが始まりだそうです。最初はただの炭酸水でしたが、その後、砂糖を入れるようになり、有馬サイダーが誕生しました。有馬サイダーが“鉄砲水”と呼ばれるのは、炭酸が強く、瓶に入れて蓋をすると蓋が飛んでしまったことに由来するようです。

ちなみに、現在、有馬温泉で売られている有馬サイダーは、その炭酸泉を使ってはいませんのでご安心ください。

それでも、昔のサイダーのように非常に炭酸の強いサイダーですので、ゲップが出ることは避けられないでしょう。

有馬人形筆

有馬人形筆は室町時代から続く伝統工芸品です。筆の軸がいろいろな色の絹糸できれいな模様を描いた筆で、何と言ってもその最大の特徴が、筆を下に向けると、上からぴょこんと人形が出てきます

軸の模様はすべて、伝統柄の「市松」「矢絣」「青海波」「うろこ」を基本に応用したものだそうです。

この筆の由来は、なんでも、飛鳥時代に子宝に恵まれない孝徳天皇が妻と一緒に有馬温泉を訪れ、滞在中に子どもを授かったことにちなみ、室町時代の職人が作ったものだということです。

現在は、有馬でつくっているのは「灰吹屋西田筆店」というお店、一店舗になってしまいました。

貴重な伝統工芸品なので、有馬温泉に行ったらぜひ見てみてください。

有馬籠

有馬籠も450年ほどの歴史を持った伝統工芸品です。豊臣秀吉の時代に、千利休などが茶籠として使ったと言われています。その品質の良さに、秀吉の妻ねねにも献上されたことがあるそうです。

もともと日常生活で使うものを入れるための籠で、その適度な通気性の良さから、最近ではパンなどを入れるのにも使用されているとのことです。

残念ながら、この有馬籠をつくるお店も、現在では、「竹芸有馬籠つくわ」の1軒だけになってしまいましたが、店内では籠作りの実演も行われているため、有馬温泉に行った際にはぜひ訪れることをお勧めします。